失敗ばかりの人生を振り返って
2020年8月5日(水)
テーマ:日常の雑感、発見、出来事, 経営について
時折、私は自分のことをこう自己紹介することがあります。
広島の行政書士業界で
失敗と克服の回数が一番多い、崎田です。
失敗とは、実務ではなく、経営・事務所運営面ですよ。
常々思っていることがあるんですよね。
やらないで後悔するより
やって後悔したほうがいい。
これ、哲学っぽく聞こえますが、実はそうでもないのです。
アメリカの大学での実験では、やった結果の後悔よりも、やらなかった結果の後悔のほうが、1.5倍、強いことがわかっています。(ボストン大学)
また他の大学の実験では、後悔の種類をいくつかに分けたところ、
「理想への後悔」が一番強く後悔してしまうことが結果として出ています。(コーネル大学)
少し関連して、今度は哲学っぽくなりますが、「死ぬ時に後悔すること」について調べてみました。
いくつかの本の後悔トップ5には、「やらなかったことへの後悔」が、必ずといっていいほど出てきています。
※ここではご紹介しませんが、ご興味あれば、【死ぬ時に後悔すること】で検索されてみてください。いいブログ記事、たくさんあります。
楽天の三木谷氏はこう言っています。
人生における最大のリスクは、後悔すること。
そのとおりだなぁと思います。後悔はリスクだと思います。
広島の行政書士業界で
失敗と克服の回数が一番多い、崎田です。
時折使う、自己紹介ですね。
もしかすると日本全体で見ても、失敗の数、多いんじゃないかな?と思ったり、します。
やってみて、失敗して、やってみて・・・
最近思うのですけども、失敗した時の「傷」が小さくなってきているんです。
まああれだけやれば、いやでも学んでくるか。
数え切れない中からピックアップしてみると・・・
・大きい会社の顧問になりたくて、いいクルマ買って、支払えずに売る。
だって、顧客の駐車場にいい車で乗り付けたかったんだもん。(←アホですな)
・何はともあれ、拡大したくて、採用しては退職に。
新卒採用の子が退職する時はこたえましたね。年末の営業終了日、後ろからその子が走ってきて、「今年もありがとうございました!」と言われるのかと思ったら、辞表を手渡されました。あの子、元気かな。
・組織拡大だけしか頭になくて、支払う給料のために働きづめる。
・職員の慰労会を開いたら、逆に大量退職のきっかけに。
・公庫に融資申し込んだら、見事、断られる。7~8年前かな。
私のプロフィールページ(新タブ)に貼ってありますが、再掲しますね、公庫からの断り文書です。
↓
ここに書いたものは、大きめのものです。小さいものは省いています。キリがない。
ちなみに、いまは、拡大路線をやめました。
私の力量では、関わるみんなが苦労するし、幸せにもなれないと判断。
一番には、私自身、組織拡大への執着が完全に消えた、というのもありますけども。
私が果たすことができる役割は、組織拡大することでもマネジメントでもありません。
ここに気づいたのもありますね。
ひとつ、はっきりわかるのは、
周りの人に助けてもらっているから、今がある
ということですね。
私の人生に、良かった点があるとすれば、助けてくれる人に巡り会えたところ、かなと思います。
感謝しかない。
この場を借りてお礼申します。
本当にありがとうございます。
それで、助けていただいた状態で書くのはどうかと思うのですが、
やったことに後悔はないんですよね。ここ不思議。
やらなかったら、たぶん、後悔していました。
全部が全部、やったわけではなくて、やらなかったことも、当然あります。
ただ、経営的な判断をしてやらなかったわけで、ここらへんは、年を経るごとに、精度が上がってゆきますね。
私が見ていてすごいなと思うのが、
最短距離で目標まで走る人。
到底、かないません。
私みたいな、アホな失敗をしないよう、きちんと勉強されている結果だと思います。
そうとしか思えない。
私の場合、基礎なしに実践から入ってしまう性格なので、見習いたい。
「順調すぎると、失敗した時にやばいよ」とか、言うつもりは全くありません。
失敗はしないほうがいいよ絶対。
どうせ失敗は大なり小なり経験するんだから、最短距離で、失敗の数は少なめに進むほうがいい。
「若い時の苦労は買ってでもしろ」ということわざがありますが、あれ、嘘だと思ってます。
どうせ苦労するんだから、買わなくてもいいと思います(笑)
経営者になって20年。
私はここからは、最短距離で行きたいです。今さら遅いと言われそう。
あれ?文脈が外れてきたような…。
終わります。
広島の行政書士業界で
失敗と克服の回数が一番多い、崎田
でした。
ちなみに、このブログの名称は「七転び、八起き」です。