【11月】 「失敗事例に学ぶ!士業事務所の人材採用&育成のポイント」
2016年9月13日(火)
↑↑ 主催団体さまの告知ページをキャプチャ。クリックで飛ぶことができます。
さて、ご依頼を頂戴しまして、11月11日(金)に、登壇させていただきます。
主催は、一般社団法人士業交流会さま。
タイトルは
「失敗事例に学ぶ!士業事務所の人材採用&育成のポイント」。
対象は、法律職、隣接法律専門職です。
意味深なタイトルですね(^_^;)
人材育成について、今は失敗していないのですが(つもり)、昔はほんと、失敗続きでした。
わたし自身のマネジメント力不足の面が多分にあります。
失敗事例の中からベスト1、2あたりを事例として出させてもらい、参加者の皆さんの糧としていただければと考えております。
現在、参加者募集中です。
定員は15名ですね。先着順です。
お申し込みはこちら(パソコンの方は新しいタブが開きます。)
参加なさるのは、
弁護士、税理士、社会保険労務士、 公認会計士、弁理士、司法書士、中小企業診断士、行政書士、土地家屋調査士、不動産鑑定士
といった資格業の方々のうち、参加申し込みされた方、になります。
専門家の人ばかりですね・・・。
特に社会保険労務士なんて、人材関係のスペシャリスト。
あ~こわ(-_-;)
わたしの人生は、七転び、八起き。
転んでは起き、起きて、今まで来ました。
わたしを見て、成功と呼ぶ人もいますが、どこが成功やら。とんでもない。
ただ昔と比べ、ほんの少しだけ、「成幸」に近づいています。(ほんの少しですよ。)
まだまだ途上。毎日、もがいて、もがいて、歩いています。
わたしも、弊社も、これからどんどん変化してゆきますよ。
11月11日は、講師をさせてもらいますが、わたし自身、学ぶ点がたくさん、たくさんあるかと思います。
楽しみです。
【御礼】 お問い合わせ統計
2016年9月7日(水)
弊社(行政書士法人)に関しての
今年(2016年)4月~8月までのお問い合わせ件数の統計を取らせてもらいました。
ご覧いただくとお分かりになると思いますが、月によって差はありますね。毎年、同じ傾向です。
この5ヶ月間の平均は、45.2件でした。
1ヶ月間の営業日数を22日と仮定すると、1日平均2.1件となります。(四捨五入)
1日約 お二人(2社さま)から必ずお問い合わせをいただいている
ことになります。
心から、御礼申し上げます。
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弊社みたいなところに、お問い合わせになるって、恐いと思うんです。
取って食われるかもしれませんよね。小難しい言葉を並べられて、いつの間にか依頼になっているかもしれない。
実際は、そんなことは、全くありません(^_^;)
ほとんどのご相談に対して、ご依頼前には見積書を提示して、進めるご意思を頂戴してから、進めさせていただいます。
ご安心くださいね^_^
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弊社は、BtoB(対事業者向けサービス)に特化していますので、人口統計上の多数を占めるサラリーマン層から、お問い合わせいただくことはありません。ただし、独立起業なさる方を除いて。
弊社は、
「起業する・したいあなた、起業して地道に頑張っているあなたのお手伝い」をする事務所
です。
ある人が一生かけても、一切関わりないかもしれない。
そんな中、必要とする方から、たくさんのお問い合わせをいただける。
本当に嬉しいなぁと思います。
多くの場合は、お問い合わせをいただいて、スポットのお手伝いはもちろん、会計代行などの継続的なお手伝いをさせていただくことが多いです。
人それぞれです。
必要な場面で、必要なことを提供させていただいています。
弊社のサービス範囲「外」のことは、誠実に対応くださる専門家の手配等しております。
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考えてみると、一日二件のお問い合わせについて、もし弊社が代表一人(=わたしだけ)の事務所だと、応対が難しいと思います。
一日二件、コンスタントにお問い合わせいただくということですので、その応対と実務との両立は難しいものになるかもしれません。
※あくまでも、わたし自身の能力を基準に申し上げるなら(^_^;)
あ、「一日二件、少ないじゃん」と思ったあなた、考えてみてください。
お問い合わせいただくお一人、お一人が、もれなく、大事な用件です。
人生、事業上の転換期である場合が多い。コンビニでお菓子を買うのとは大違い。
軽く~とか、ましてや、いいかげんにも、応対できませんよね。
むちゃくちゃ、力入れて話を聴いて、きちんと今後の進め方や費用見積もりとかしないと、いけません。
それなりの集中力と時間が必要なんです。
あれ、話がずれましたか。。。
ともかくも、これからも、ご依頼に対して真摯(しんし)に向き合い、誠実さを忘れずに、進んで参りたいと思います。
投稿者:代表社員行政書士 崎田 和伸
参考)
あすみあグループの代表職も務めております。
法律、会計、不動産の専門家の連携ネットワークです。
こちら(グループウェブサイト)もよろしければご覧ください ↓
【総括】 行政書士による討論会
2016年9月3日(土)
テーマ:経営について
8月30日の討論会にお呼ばれしまして、パネラーをさせてもらいました。
広島行政書士研鑽会という若手行政書士の会主催です。
パネラー席 向かって右の写真はこちら ↓
左から、大野さん(行政書士法人名南経営(名古屋))、わたし、河野さん(吉島合同事務所(広島))。
パネラー席 向かって左の写真がこちら ↓
左から
塩谷さん(行政書士法人A.I.ファースト※)、長江さん(〃)、大野さん(行政書士法人名南経営)
※仙台、東京、福岡。
写真には写っていませんが、たくさんの方が聴きに来てくださいました。
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総括したいと思います。
たくさん論点、論争がありましたが、一番、印象に残ったところを書かせてください。
それは「立ち上げと維持管理の役割分担」です。
ディベートの中で、A.I.ファーストさんの状況のお話が出てきました。
「フォルダ名はどう設定するのか、塩谷さんが決め、フォルダ作成も塩谷さんが行っている」。
「長江さんは、そのこと(=フォルダ名を決め、作ること)について一切口を出さない」。
このお言葉は、立ち上げと維持管理の役割分担に関して、大きなヒントがある気がしました。
そして、ウチと似ている!とも感じました。
弊社(Asumia)では、外向きと内を固める役目とを、明確に分離して日々、事業を営んでいます。
外向きはわたし。内を固める役目は、もう一人の行政書士(行政書士法人の役員)です。
「立ち上げと維持管理」は言い換えると「外向きと内を固める」になるのではないかと思います。
なぜかといいますと、
「立ち上げが向いている人間はその過程で必ず外向きの活動が必要になり、維持管理が向いている人間はその多くが結果として、内を固める作業になる」と考えるからです。
立ち上げが得意な人間が、既存サービス以外のサービスを企画し、立ち上げ期に必要な社外リソースとの交渉、折衝を行い、事業として採算が取れるところまでの絵を描く。
維持管理が向いている人間が、具体的な実務活動を決め、ボトルネックが出てくれば解消してゆく。=内を固める。
あくまでも持論に過ぎませんが、弊社では、この2つを「あえて」明確に分け、日々の活動に落とし込んでいます。
短所を埋めるより、長所を伸ばすほうが楽ちん、というのもあります。
わたし自身、上の例でありました「フォルダ名を決める、フォルダを作る」という作業をしたいと思わないのです。
思わないものは、短所に近いと思ってます。自分自身は。
「フォルダ名を決めてフォルダを作る」という一文は、実はすごく深いことを指していると思います。
それは、
「内側の動き方の基準を決めるという権限を誰が持っていて、誰が実践しているのか?」を物語っているから。
これが決まっていると、強い。
決まっていない会社は、その多くで、ガタガタになる可能性が高いのではないかと思います。
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想像してみてください。
代表者が何でも口を出す会社。
内側のすべてのことについて決めてゆく。
でも、一日は24時間と決まっています。
決めるのは良いですが、それを徹底することはできない。
代表者には、他の仕事もあるからです。時間は足りない。
しかも、代表者は、その多くが気分屋(^_^;)
前に決めた基準が、後日ひっくり返ることは日常茶飯事です。
だいたい、一貫性のない事業体は弱い。
これを役割決めするだけで、うまく回り始めることがあります。
ここでの代表者の例では、内側のことを決める権限を、社内の誰かに移譲すれば、うまく回り始めることが多い。
どこで読んだのかな・・・忘れてしまいましたが、これに似たことを書いている本がありました。
それも一冊ではないです。
あ、有名どころでは、ドラッカーの「現代の経営」がありましたね。(amazonへリンク)
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どうまとめて良いのか分からなくなってきました・・・(-_-)
今回の討論会で最も印象に残ったところは、「立ち上げと維持管理の役割分担」でした。
この役割分担をしないと、誰が何をやっていいか分からない会社になってしまうのではないか?
何事も気分で決定される、不安定な経営になってしまうのではないか?
こう、感じました。
小学校でもありますよね。
皆を率いること、学校全体をよくしてゆくことにやりがいを感じる人が生徒会長になる。
前面に立つのは苦手だが、生徒会の事務的なことを取りまとめることにやりがいを感じる人が副会長になる。
黒板を消すのがなぜか快感、という人が黒板係になる。
動物などの生き物が好きな人が生きもの係になる。
小学校も会社も同じなのではないかと思うのです。
あれ、ズレましたか?
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討論会のあとは、懇親会でした。
今回、パネラーを中心として懇親会が設定されていたので、そちらに参加させてもらいました。
会場へのご参加の方々ともお話したかったですが、また別に機会で、今後楽しみにしています。
懇親会では、深い話ができました。
すごく有意義なビジネスモデルも聞くことができて、ほんと行って良かったです。
なにせ、わたし、事業の絵を描くのを職業としている、立ち上げ屋ですから(^_^;)
今回の話題。
経営を長く経験されている、センスがあるという方には「そりゃ、当たり前でしょ」の世界だったかもしれません。
「そりゃ、違うでしょ」だったかもしれません。
わたし、まだまだです。
では、この辺で・・・失礼します。
投稿者:代表社員 崎田 和伸