【自分の言葉で18個書きます】 あえて税金問題「以外」で法人化、法人なりするメリット。
2016年9月30日(金)
テーマ:起業、会社設立TIPS
以前、まとめたことがあって、どこにも書いたことがなかったので、書きます。
「法人化 メリット」「法人成り メリット」とかウェブで探すと、いろんな情報が出てきますよね。
でも、そのほとんどは、「税金で得をするかどうか?」。
※調べたい方は、ネットで、「法人成り シミュレーション」などでご検索ください。
わたし自身、4年前に法人成りしています。(行政書士事務所 → 行政書士法人)
法人化、法人成りは、税金問題だけじゃないという場合はあります。
だって、
わたし自身、税金だけを基準にして、法人成りを決断していなかったから。(強引か!?)
もちろん、税金問題、大切ですよ。わたしも試算しました。
でも、それだけじゃないと思うのです。
わたしは、税金以外の面のほうが大きかった。
実際、弊社でお手伝いする起業家の方は、会社・法人にされる際、税金以外を考慮する方が多いです。
(すべてではありませんし、会社・法人化が絶対に正解、というものでもありませんが、数として。)
まあたまには、こういう「あえて税金以外!」の情報を見てみてください(^^)
ということで、前置きが長くてもなんなので、本題に参ります。
以前にまとめた内容をもとに、ちょっと書いてみます。
名づけて・・・
【自分の言葉で18個書きます】 あえて税金問題「以外」で法人化、法人なりするメリット。
外側から見たメリット、内側(自身)から見たメリット、両面からです。
わたしが、起業家のサポートをさせてもらう中で感じること、そして、わたしの頭の中を、バカ正直に書きます(^_^;)
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18個書きましたが、わたしは、経営者自身の「姿勢や自負」ってやつが大きいのではないか?と思います。
「姿勢」が違えば「結果」が違い、小さな結果の積み重ねが「自負」につながってゆく。
経営者の心は、その事業体の根っこにあたる部分です。
影響は少なからず、あると思います。
以上、自分の言葉で書いてみました。
半歩ずつ前へ。
2016年9月26日(月)
テーマ:経営について
以前、異業種の経営者と情報交換したときのこと。
ある話題になりました。
それは・・・
「人は、一歩でも踏み出す時は恐ろしく思うものだ。だから、半歩ずつ前へ歩いてゆく」と。
わたし、すごく、共感できるんですよね。
まだ小さい所帯ですが、わたしが人材を育成を考えるときに、根底にあります。
人は「一歩」を踏み出すことができない動物です。
一歩踏み出そうとして、結果、半歩進むのが人間
なんじゃないかと思うんです。
・踏み出すのは恐い。
・いま、うまくいっているんだからいいじゃないか。
・いま、踏み出す時期じゃないのじゃないか?
こういう気持ちが先立つ生き物だと思います。
そして、やらない理由を自然と探してしまう。
「だって~だから」、と。
ただね、「一歩踏み出せる時期は、自分自身が待ってから来るものではない」気がします。
どこの誰かが、ポン!と背中を押してくれて、来るもの。
そして一歩踏み出して、失敗を経験しながら、結果、半歩進むことになる。
こういうものなんじゃないでしょうか。
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話は関連しますが、社会人として働いてゆくにあたり、「いくつかの道」があると思います。
すなわち、
(1)敷かれたレールの上を歩いてゆく。
(2)敷かれたレールに、別のレールを敷いてゆく。
(3)全くの未開の地に、レールを敷いてゆく。
この3つです。
最初は(1)、そして(2)へ。最後に(3)へ。
こういう育成をしてゆくのが理想的なのかもしれません。
(1)は、例えば、新幹線でたとえると・・・
東海道新幹線、山陽新幹線など、既存のレール上で、車輌を走らせ、維持管理し、より良くしてゆく仕事。
(2)は、例えば、北陸新幹線の終点から、京都に別のレールを敷いてゆく仕事。
(3)は、例えば、四国に新幹線のレールを敷いてゆく仕事。
でしょうか(^_^;)
※参考まで、現在の新幹線経路図です。(引用:WikimediaCommons)
(1)を終わって(2)、というものではなく、(1)をしながら(2)を始める、という形になりますね。
(3)は、体力要るので、(1)(2)から手を離してから着手、というのが得策でしょうか。
中小企業に、即戦力として採用され、年俸&高インセンティブで働く方は、多くの場合、いきなり(3)から入ることになります。非常にきつい仕事ですね。
通常の新卒、中途社員として企業に採用されたら、(1)から始めて(2)、そして課長、部長クラスになってから(3)に着手、という感じでしょうか。
起業は、有無も言わさず、いきなり(3)です。
助けてくれる人は、どこにもいない。上司はいないし、属する会社もない(自分の看板だけ)。
自分自身が会社であり、最終責任者です。失敗すれば、すべての影響も負債も、自分が負います。(自分の設立した法人が負ってくれるものもあります)
成功(成幸)すれば、笑顔で、日々の生活を続けてゆけます。
誰も褒めてくれることのない、しごく当然と思われている世界…。
笑顔で日々の生活を続けてゆく大変さは、世の中には、なかなか理解してもらえませんね(^_^;)
(起業でも、フランチャイズの場合は、レールを敷く仕事の多くを他社がやってくれるので、毛色が違うかもしれません)
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なんだか話がずれてしまったような・・・戻します。
「人は、一歩でも踏み出す時は恐ろしく思う。だから、半歩ずつ前へ歩いてゆく」。
そして、
一歩踏み出す時期は、どこの誰かが、ポン!と背中を押してくれて、来るもの。
一歩踏み出して、失敗を経験しながら、結果、半歩進むことになる。
わたしは、自分の部下の背中をポン!と押していきたいです。
わたしは、起業したい人の背中を、ポン!と押していきたいです。(焚き付けることはしません。)
結局、自分の話かい!ということになってしまいますが、ご容赦ください。
話の落とし方が分かりません・・・(^_^;)
投稿者:代表社員 崎田 和伸
【事前お知らせ】 10月21日(金)の午後、臨時休業をいただきます。
2016年9月23日(金)
勝手ながら、再度、お知らせです。
10月21日(金)の午後、臨時休業をいただきます。
※午前中は通常通り、営業いたします。
10月23日は、弊社の創立記念日です。
23日が日曜日なので・・・今年は、10月21日の午後、皆でこもって、話し合います。
弊社(=行政書士法人 Asumia)の設立日は、平成24年10月23日。
約12年、個人事業として活動したうえでの法人化でした。
普段お手伝いしている、いわゆる、法人成りですね。
自分でも経験しているので、よ~~く、気持ち、分かります。
平成12年・・・「崎田行政書士事務所」として開業。
平成20年・・・「ひろしま中央行政書士事務所」(R)に名称変更(個人事業)
平成24年・・・「行政書士法人 Asumia」(R)に法人化。(行政書士法人)
そんなこんなで、おかげさまで、今に至ります。
個人事業と合わせると、16年になります。
個人事業を開いたのが、わたしが27歳のとき。
資格を取ったはよいが、雇用している事務所がなく、仕方なく開業しました。
家族も親族も、資格業はもちろん、自営業すら皆無。
一族の異端児ですね(^_^;)
ともあれ、あれから16年。
依頼人さま、役職員、周りの皆さんのおかげで、なんとか在り続けています。
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この創立記念日の午後は、役員と職員みなで、次のようなことを話し合いたいと思います。
・これまでの、そしてこれからの弊社のあり方について検証
・経営理念についての検証
・普段話せないことの話し合い等など
臨時休業中のご連絡について、
翌営業日の電話折り返しまたはメール返信とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくご理解のほど、お願い申し上げます。
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こちらの画像は、数年前、最終的には皆で話し合って決めた経営理念です。
説明ページはこちら ↓
http://e-jimusho.com/rinen.html
弊社の活動のほとんどは、このためにあります。
今までの経営的な失敗を踏まえて、これからは、できるだけ失敗しないように、遠回りしないように、最短距離で、実現したいなぁと思っております。
経営ではいつも失敗してばかりですので(-.-;)
創立記念日に、普段できない話まで突っ込んで、一生懸命話し合って、パワーアップしたいと思います。
普段の繁忙は、嬉しいことですが、各人から根っこを忘れさせる大きな原因にもなります。
注意して、注意しているところです。
ということで、ご迷惑をおかけしますが、よろしくご理解、ご協力のほど、お願い申し上げます。
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最後に・・・
弊社は、「激動な」事務所です。
・何をやっているのかワケ分からなかった時代
・離職率高の時代
・倒産の危機の時代
・事務所の中の役割を明確化して、選択と集中を行った時代
などなど・・・。
いろんな時代、場面を経て、今があります。
最近、やっと、落ち着いたような気がします。でも気は抜けません。
みんなの、依頼人皆さま、協力いただける方々のおかげです。
読んでいただいたあなたに感謝します。
投稿者:代表社員 崎田 和伸
【経済誌掲載】 都心のシェア・レンタルオフィスとの提携
2016年9月22日(木)
テーマ:お知らせ, 起業、会社設立TIPS
このたび、東京都千代田区の九段下駅のすぐそばにある、シェアオフィス運営会社さんと提携させていただきました。
ナレッジソサエティHP (PCの方は新しいタブが開きます)
そのことを、広島の経済誌「経済レポート」に掲載いただきました。
今回掲載いただいた記事がこちらです ↓
経済誌の表紙はこちら ↓
社長さんと昔からの知り合いでしたので、いつかはと思っていました。
やっと実現しました(^_^;)
今回の提携ですが、主には・・・
中国五県で、地道に頑張っている事業主、中小企業経営者のあなた向けです。
・東京の中心部に拠点が欲しい
・〃にサテライトオフィスが欲しい
というあなたのための連携になります。
ナレッジソサエティを使えば、安価に持てます。
バーチャルオフィスメンバーであれば、月3,500円(税別)~です。
東京に拠点があれば、名刺に書けます。
ウェブサイトに書けます。
会社案内に書けます。
業種によりけりですが、書くことで、受注につながる場合があります。
つまり、ブランディングです。
あ、東京出張の折には、拠点として、会議室等、いろんなものを使うことができますよ。
使いたいものを、都度、料金を支払って使うことになります。
詳しくは、料金表をご覧ください。(パソコンの方は新しいタブが開きます)
なお、弊社を通じての申し込みであれば、入会金が割引になります。
バーチャルオフィスメンバー
・・・入会金15,000円→50%OFF
シェアオフィスメンバー
・・・入会金30,000円→50%OFF
都心に拠点を持ちたいというときは、おっしゃってくださいね。
電話:082-569-5320(行政書士法人 Asumia)
投稿者:代表社員 崎田 和伸
【経営業務というもの】 決めなきゃいけないこと、多すぎ。
2016年9月15日(木)
テーマ:経営について
弊社は、9月末が決算です。(=毎年10月1日~9月30日)
ただいま9月。
9月の特徴として・・・
1.考えなければならないことが増えます。
2.経営面で打ち合わせが増えます。
つまり、『経営業務』が増えます。
上の画像は、役員とわたしとの会議で使っている議事録です。
グーグルのスプレッドシートを共有しながら。
あまりにリアルで生々しいので、議題は塗りつぶしております(^_^;)
ほんの一部です。こんな感じのが、画面の下にスクロールすると、ずっと続きます。
画像下にタブがあるのをご覧いただけると思いますが、毎月、毎月、です。
特に決算前は、来期からのことも議事に入りますので、増えます。
~~~
とにかく、決めなきゃならないことが多すぎ(TдT)。
たぶん、5人までの運営なら、ここまで決めることは多くないです。
トップダウンでゆくのが馴染みます。わたしもそうでした。
10人以上の運営でも、ここまで決めることは多くないです。
権限がはっきりせざるを得ないから。(予想)
そして、弊社みたいな、
6人以上、10人未満が最も
「都度、都度、判断しないといけないことが多くなる規模なんじゃないか?」
と思ったり、します。
わたしは役員ですが、もう一人の役員と、この時期、よ~く、話し合っています。
~~~
この「経営業務」って、従業員には分かりにくいものです。
何やっているか、見えません。
特に役員の会議ですね。
事務所ではやりません。
というか、できません。
別に秘密裏にやりたいわけではなくて、プラスのことも、マイナスのことも、現在のことも、将来の雲をつかむようなことも話し合うので、こんなの事務所でやったら、大変。
事務所が混乱して仕方ない状態になること、明白。
過去にやって大混乱したことがあります。
経営者として、「なんでもオープンにしなきゃ!!」と思うお年ごろがありまして・・・(-_-;)
で、あまりに混乱し、自分自身も「あれ何を決めていたんだっけ?」と分からなくなるくらい、事態収拾作業に追われましたので、
あれからは、「クローズな部分はクローズで、オープンなところはオープンで」という方針でさせてもらっています。
ほんと、わたしは七転び、八起きです。
会議では、決めなければならない。
AかBか、選ばなければならない。AもBも、は許されません。
小さいことも、そうでないことも、選択しなければならない。
この「選択」というものを、会議のたび、やっているわけです。
「AもBも決めない、なんとなくでOKだよね~」でいければ、こんな幸せなことはありません。
でもそういうわけにはゆかない。
ただ、元も子もない話かもしれませんが、議題を挙げて、選択してゆくことが正解ではないかもしれないです。
「あれ決めなきゃ、これ決めなきゃ」と話し合うことなしに、何~となく進むことが正解の時もある。
あえて放置のほうがいい結果を生むときがある。
議題を挙げて選択するのは、えてして「変化」を生みやすい。
その変化が良いことなのか?
変化するべき時期なのか?
改善なのか、改悪なのか?
これも、とっても大切だと思います。
どんなものでも、事業を運営してゆくのって、不思議ですね。
~~~
ともかく、弊社は、「議題を挙げて話し合い、選択する」という、これまた選択肢を選んでいるわけで・・・これで進みます。
来期は、「権限」というものにスポットライトを当ててゆきます。
権限と、それに伴う責任を明確化して、「選択」というものを「事務所の方向性に沿う姿」に落とし込んでゆきたいと思います。
選択が間違うこともあるでしょうが、そんなときは軌道修正するしかないです。
一歩一歩、ゆっくり、ゆっくり、歩いてゆくのみ。
転びながら、起きながら。
投稿者:崎田 和伸