【サービス開始】道路使用許可申請書作成クラウドサービス
2016年3月4日(金)
テーマ:許認可TIPS
行政書士法人 Asumia(読み方:あすみあ)は・・・
起業したい、起業して地道にがんばっているあなたのサポートに特化した事務所です。
広島県を中心に中国地方五県対応。
10年後もその先も、生き残り、安定・発展いただくためのお手伝いをしています。
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株式会社エネルギア・コミュニケーションズという会社があります。
(以下「エネコムさん」と略させてもらいます)
中国電力のグループ会社で、中国地方で情報通信事業を行う会社さんです。
中国地方にお住まいでしたら「メガエッグ」と聞いたら分かりますね。
従業員数900名の会社です。
昨年になりますが、エネコムさんから打診をいただきまして、
道路使用許可申請書作成クラウドサービスの企画に協力させてもらいました。
これは
インターネット上で、道路使用許可申請書を作成することができる、というウェブサービスになります。
弊社は、「起業したい、起業して地道にがんばっている方」のサポートに特化していますので、このような中堅・大手企業さんからの「ご依頼」は、基本、お受けしません。
今回、ご依頼ではなく、企画協力、という形でしたので、積極的に関与をさせてもらいました。エネコムさんとは、これからも連携して参ります。
今まで、足掛け一年以上、計10回~20回の企画会議を行ってきました。
このサービスがこのたび、開始となりました。
この申請書作成サービスの提供は、エネコムさんです。
ウェブサイトはこちら ↓↓(PCの方は新しいタブ)
ログインできないとなんのこっちゃ分からないと思いますので、キャプチャ画像を少し、ご紹介できればと思います。
まず、トップページ ↓
画面はたくさんありますが、申請書作成途中の「地図データと連動させた画面」 です。
国土地理院の地図が自動的に、申請書に挿入されます。 ↓
道路工事するときに、周辺住民の方に周知する文書を作る画面 ↓↓
他にも、
・過去の申請事例を検索する
・社内の決裁依頼
などなど、行うことができます。
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ご案内チラシもできあがっています。
表面 ↓
裏面 ↓
このサービスでは、インターネット上で申請書ができあがるものです。
申請まで行えるものではありません。現在、政府側が電子申請に対応していません。
申請書ができあがって、実際には、警察署などと折衝して申請することになります。
その折衝、申請は、行政書士が担うことができます。
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道路使用許可の年間申請数は、なんと300万件を超えています。
ちなみに、株式会社設立の年間申請数は、80万件~90万件です。
道路使用許可は、その3倍以上の申請数があるということになります。
その多くの割合は、建設会社さんからの
工事のための道路使用許可が占めています。
その申請作業は、建設会社の事務の方が、ワード等で一から作成して、警察署へ行って、嫌味を聞きながら申請している、というのが現状です。
このサービスを利用すれば
建設会社の事務所にいながら、過去の事例をひっぱりながら、地図も自動挿入の形で、申請書作成が可能となります。
申請書ができあがったら、所定の行政書士事務所に依頼して、折衝と申請を頼むことができます。
つまり、
会社の事務所にいながら、すべて解決する枠組みです。
もちろん、自社で折衝や申請までのすべてをなさっても構いません。
行政書士事務所がこの申請書作成サービスを利用しても構いません。
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このサービスは、全国展開になります。
すでに、全国の行政書士法人のうち、何社かをエネコムさんにおつなぎして、連携の話を始めていただいています。
弊社は、中国地方を担当することになりそうです。
パートナー行政書士事務所とも連携しながらです。
建設会社の方が、面倒な事務を効率化する一助になればいいなぁと思っております。
全国で年間300万件以上ですよ。工事する会社さんにとっては、日常茶飯事。
そりゃ面倒です。
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お気づきの方がいらっしゃるかもしれません。
(特に行政書士の方はお感じになるかもしれませんね)
このサービスは、ビジネスとしては、まだまだ途上です。
決まっていないことも、たくさんあります。
この申請書作成サービスの提供は、エネコムさんですが、行政書士事務所にOEM提供されたうえで、行政書士事務所名義で提供される可能性もあります。
それに、これが一番途上といえるかもしれませんが、行政書士としては、いつか終わりが来るかもしれないビジネスです。
可能性の問題ですが、全国的に電子申請になってしまえば、道路使用許可での行政書士の役割が終わる可能性がある。(実際の他の事例を見ると、終わることはないですが)
いわゆる「隙間(すきま)ビジネス」なのかもしれない。
それはそれで時代の趨勢。
おおいに結構だと思います。
ただ…こういう枠組みに行政書士が関与した“歴史と実績”は残ります。
わたしは、必ず次につながる一歩だと考えています。
わたし自身、今回の企画開発に参画させてもらって、学んだ点は数えきれません。
行政書士も、時代に応じて変化することを求められています。
わたし自身も、弊社としても、未来のため、変わってゆきたいと思います。
世の変化に適応する“しなやかな事務所”になってゆきたいと思います。
このサービスについて、また随時、お知らせしたいなと思います。
これから、どんどん良くなってゆきますよ~。
今日も、読んでいただいたあなたに感謝します。
投稿者 崎田 和伸でした。
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◆事務所名(行政書士法人名)
あすみあグループ所属
行政書士法人 Asumia(R) ※由来は「明日を見て歩く」の「明日見歩」です。
本店:広島県広島市東区光町2丁目6番41号 セネスビル4階
法人ウェブサイト:http://e-jimusho.com/
参考)あすみあグループウェブサイト:http://asumia.jp/
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◆士業向けメディア「スケダチ」にて、執筆させてもらいました。
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【全6回】地方都市圏で、士業事務所をゼロから始め、組織として運営する6つの方法
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