【どうして?】弊社が商標登録したワケ。
2016年2月12日(金)
テーマ:経営について
行政書士法人 Asumia(読み方:あすみあ)は・・・
起業したい、起業して地道にがんばっているあなたのサポートに特化した事務所です。
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一昨日、大阪で講演させてもらった折、参加者の方からご質問をいただきました。
「事務所名、どうして商標登録しているんですか?」
せっかく頂戴した質問なので、これについて、書かせてもらいたいと思います。
このブログを読んでくださる方は、その多くが「起業したい人、起業して地道に頑張っている人」なので、中小零細企業の戦術のひとつ、として参考としていただけましたら嬉しいです。
商標登録は行政書士業務ではありませんので、営業じゃありません(^_^;)
商標登録って何?という方はまずこちらをご覧ください ↓
特許庁より
https://www.jpo.go.jp/seido/s_shouhyou/chizai08.htm
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ということで、出願を経て取得した商標は、こちらです ↓
約6年前ですね。取得しました。
「事務所名、どうして登録しているのですか?」
への回答です。
これを取得したのは、ずばり、ハッタリのためです。
かっこよく言えば、「ブランディング」のため。
こうやって書いてしまっては、意味ないんですけどね…(^_^;)
本来、商標登録は「防御のため」の制度ですが、わたしはそうは思っていません。
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名刺で、チラシで、ホームページで、
会社の情報をパッと見たとき、その瞬間、どう見えるか?
会社名(士業だと事務所名)を聞いたその瞬間、どういう印象を持つのか?
も関係しますね。
※「聞いた瞬間」ですので、ある程度知名度が高まった時点の話ではありますが。
これらの「瞬間のイメージ」、これって大切だと思います。
特にアーリーステージ(完全に安定するまでの間)の中小零細企業、そして士業にとっては極めて大切。
「ブランディング」という横文字があります。
これは、マーケティング戦略の中の戦術の一つで、大企業は必ずやっていることです。
最近、日本市場から撤退する海外自動車メーカーがありましたが、このブランディング戦術の失敗ということも、一つの要因になっているのではないでしょうか。
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また、別の視点から見てみると、「製品ライフサイクル」というものも関係してくると思います。
製品ライフサイクルとは、1つの製品、そしてサービスも含んで、4つのステージがある、という考え方です。
つまり、
・導入期
・成長期
・成熟期
・衰退期
この4つですね。
この4つのサイクルについて、ご興味ある方は、Wikipediaの記述をご覧ください。
弊社は、行政書士業界(士業界)にいます。
わたし自身は、行政書士業界(が提供するサービス)は、3つ目の成熟期(または成熟期から衰退期へ差し掛かったところ)にあると思っています。
このステージで必要なものは、「差別化」となります。
競合他社とどう違うのか?ですね。
この「差別化」のために、手っ取り早く、他社がやっていない商標登録をする、という見方もできると思います。
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ということで、
「会社名(士業だと事務所名)を見て、なにか普通と違う・・・。」
どことは言えないが、何かが違う・・・。
顧客に、こう感じていただくための商標登録だと、わたしは思っています。
弊社はまだまだ安定には遠い状態ですので、アーリーステージと言っていいです。
※厳密には、年数ではアーリーステージを越えていますが、状況や心情としてはそうです(^_^;)
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弊社の社名を見ていただくと、右側に「R」がついています。
商標登録した商標だけ、使用が許される表記です。
いろんな社名がずらずらと並んだ状態で、Rがついているのとそうでないのとでは、印象が違うと思います。
エクセルの列を思い出していただけると、理解いただきやすいかもしれません。
いいか悪いかは別として、「ん?」と感じる、その感覚です。
厳密には「ん?」は差別化の1事象に過ぎませんが、ん?から始まりますよね。
この「ん?」のために、わたしは
起業する人、起業して地道に頑張っている人にお勧めしています。
こちらの表記をご覧ください ↓
右側にRがついていますね。こんな感じです。
商標登録していることをきちんと明記するのも手だと思います。↓
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あなたの業界で販売している商品、製品、提供しているサービスが、製品ライフサイクルの「成熟期」になっているのであれば、差別化の一番楽チンな方法として、商標登録、お勧めします。
ちなみに弊社が商標登録したときは、たしか、地場中堅、大手向けの許認可サービスを本格開始しようとする時期でした。
今は、撤退した分野ですが、当時は、「絶対イケる!」と思っていた。
ですので、わたしの中では、商標登録は必須だと思っていました。
今は、その必要性は薄れています。
でも、完全に必要性がなくなったとも言い切れません。
まあせっかく登録して、登録料を払いましたから、使わないと損ですもんね。
ちなみに、弊社が参画しているあすみあグループも商標登録しています。
こちら ↓
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商標登録の手続は、弁理士に頼んで、20万~25万円です。(地方の地場事務所の相場)
ご興味ある方は、「商標登録 費用」といったキーワードで検索なさってみてください。
商標登録は、目に見えて効果はでませんが、「他とは違う」という印象は、じわじわと成果となって現れると思いますよ。
どこまでも続いてゆきそうなので、ここで終わります(^_^;)
今日も、読んでいただいたあなたに感謝します。
投稿者 崎田 和伸でした。
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◆事務所名(行政書士法人名)
あすみあグループ所属
行政書士法人 Asumia(R) ※由来は「明日を見て歩く」の「明日見歩」です。
本店:広島県広島市東区光町2丁目6番41号 セネスビル4階
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◆士業向けメディア「スケダチ」にて、執筆させてもらいました。
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【全6回】地方都市圏で、士業事務所をゼロから始め、組織として運営する6つの方法
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