崎田 和伸ブログ「七転び、八起き」

実務家としては失敗は許されません。
でも、経営者としては失敗ばかり。後悔ばかりの小心者です。
ただ「転んでも起きる」を目標に、経営しています。

【今週土曜日になりました】登壇させていただきます&今後のこと。

2016年1月26日(火)

テーマ:お知らせ

行政書士法人 Asumia(読み方:あすみあ)は・・・
起業したい、起業して地道にがんばっているあなたのサポートに特化した事務所です。
広島県を中心に中国地方五県対応。


10年後もその先も、生き残り、安定・発展いただくためのお手伝いをしています。


▽━━━↓↓ 本文 ↓↓ ━━━━▽


1月、2月、3月に法律・会計専門職向けに講師をさせてもらいます。

その第一弾は、広島です。

今週土曜日となりました。まだお申し込みOKだと思いますよ。


== タイトル、場所、日程 ==



地方都市圏で、行政書士事務所をゼロから始め、組織として運営する方法  

2016年1月30日(土)15:30 ~17:00

広島市東区民文化センター 3階 大会議室(GoogleMapへリンク)


参加費(2,000円。研鑽会会員は無料)


イベントページはこちら ↓(Facebookやっておられる方)

https://www.facebook.com/events/211737619166914/


メールでもお申し込みできます ↓

http://k-kensan.net/2016.1.30.html

======

     

近くの方はもちろん、遠方の方もどうぞ。

    

なお、行政書士だけじゃなく、他士業の方も大丈夫だと思います。また受験生も大丈夫だと思います。※主催者さんから聞いたわけじゃないので、恐れ入りますが、問い合わせてみてください。

         

概要や目次などは、下記の通りです。

   

↓ ↓ ↓

   

◆概要

    

行政書士は建築業で例えると、基本的に「職人」です。

“先生”が案件のほぼすべてを管理、実務遂行する形態。先生お一人の事務所ですね。

現在の行政書士業界の99%以上がこの形と言っても過言ではないと思います。なお、この形を選択するのも自由であり、正解です。すべては「あなたがしっくりくるかどうか」。

このセミナーは、“生涯、一匹狼の職人として通すのではなく、親方以上になるほうがしっくりくる、なりたい”というあなたのための1時間となります。

親方、社長となるための考え方、そのための営業手法など、わたしの失敗事例も交えながらお話したいと思っております。地方都市圏での組織化の難しさ、戦略についても。

    

◆時間

    

講義:約1時間15分

質疑応答:約15分

    

◆プロフィール

    

崎田 和伸(さきだ・かずのぶ) 

行政書士法人Asumia 代表社員、あすみあグループ代表。

広島県出身(在住)、1973年生まれ。

「フリーター出身、コネなし・カネなし・経験なし」で2000年、ゼロから開業。

経営する中で倒産の危機もありましたが、何とか事業継続し今に至っています。

2013年4月、士業・専門家連携ネットワーク「あすみあグループ」発足、代表に就任。
現時点、参画事務所数11。
(財務、運営はそれぞれが別事業体の対等な組織です。傘下というものではありません。)

    

◆目次

    

・地方都市圏の行政書士事務所の現状

    

・沿革(失敗と克服の歴史)

    

・行政書士事務所の4分類(職人・親方・社長・事業家)

            

・地方都市圏で、行政書士事務所をゼロから始め、組織として運営する3つの条件

    

・グループ戦略について

   

↑ ↑ ↑

    

概要等は以上です。

    

今回、主催者さんの会の趣旨に賛同したこともあり、講師させていただくことになりました。

皆で切磋琢磨しながら、業界全体の底上げできればいいですね。

そのためだったら、できること、したいなぁと思っております。

わたしも負けず、生き残ってゆきますよ(^_^;)

~~~

なお、今回は広島ですが、今後についても、日程と内容、決まりました。

2月10日(水)16:00~大阪です。


株式会社アックスコンサルティングさん主催。
参加募集中です。
↓ ↓ 
http://goo.gl/FN3Tls

内容 ↓

“一匹狼”ではなく“経営者”になるための考え方や営業手法

3つの失敗事例から学ぶ、士業事務所の取るべきマーケティング活動

地方都市圏での組織化戦略大公開!!

===

3月18日(金)18時30分~名古屋です。


名古屋行政書士探究会さん主催。
これから参加募集が始まると思います。
↓ ↓
https://www.facebook.com/nagoyagyousei

内容 ↓

行政書士のための起業サポート業務の基礎と応用

~効率と満足度を30%上げるためのノウハウ~

~~~

すべてで、全力を出しきります。

アウトプットすることは、かけがえのないインプットになります

事務所のことを深く考える機会をいただいて、感謝しております。

色んな方とお会いできるのも楽しみですね。


今日も、読んでいただいたあなたに感謝します。

投稿者 崎田 和伸でした。


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・プロフィールはこちら
http://e-jimusho.com/profile.html


・取扱いサービス
会社・法人設立代行、建設業界をはじめとする許認可申請代行、経理会計記帳代行、資金調達申請サポート。
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役職員の平均年令は35歳(だいたい)。
あなたの事業を若い感性と行動力をもって、精一杯、サポートいたします。


◆事務所名(行政書士法人名)

あすみあグループ所属

行政書士法人 Asumia(R) ※由来は「明日を見て歩く」の「明日見歩」です。
本店:広島県広島市東区光町2丁目6番41号 セネスビル4階
法人ウェブサイト:http://e-jimusho.com/
グループウェブサイト:http://asumia.jp/


◆Asumiaお客様サポートのご案内


弊社にご依頼中、または過去依頼いただいたことのある依頼人さま限定の無料相談サービスです。担当は、わたしです。
http://e-jimusho.com/support.html


◆士業向けメディア「スケダチ」にて、執筆させてもらいました。
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【全6回】地方都市圏で、士業事務所をゼロから始め、組織として運営する6つの方法
http://suke-dachi.com/suketto/544

【疑ってみよう】お金=汚い?

2016年1月25日(月)

テーマ:経営について

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日本では「お金=汚い」という感覚があると思いませんか?

お金が汚いというより「お金を欲しがることが汚い」という考え方かもしれません。

人前でお金を数えている人を見ると、「はしたない」って感覚ありませんか?

少なくとも、わたしはそうです。

でもね、思うんです。

・本当に「はしたない」ことなんだろうか?
・お金は、本当に「汚い」ものなんだろうか?


日本の教育に関して、よく言われることの1つに「お金の教育をしていない」というものがあります。

ほとんど教育の無い環境の中で、価値観だけが植え付けられています。

こんな価値観です ↓

・お金に執着するのは「はしたない」ことだ

・お金は諸悪の根源だ

・お金がなくても幸せになれる

ネット上で見かけた統計では、中高生の8割が「お金は汚いもの」と答えたそうです。

~~~


わたしは、お金というものは、「世の大部分の人にとって綺麗なもの」であり「安心の源」であると思っています。

そして、「お金は手段であり、かつ結果である」とも思います。

起業したい人、起業して頑張っている人、のお手伝いをしていて、痛烈に思うことがあります。

会社に残るお金、収入というものが極めて大事なのに、それに執着していない人が多い

会社経営にお金は欠かせないものであるのに、「行動」ばかりに目がいく

結果としての経常利益は、終わってみたら結果的にプラスだった、マイナスだった、という感覚です。

これは、わたし自身もそうです。

~~~

以前、こういう記事を書いたことがあります。

起業家の通帳残高が減ってゆく恐ろしさ

http://ameblo.jp/ksakida/entry-11878996496.html


【続】起業家の通帳残高が減ってゆく恐ろしさ

http://ameblo.jp/ksakida/entry-11878997006.html

お金って、起業家にとって、安心の源」なんですね。

経常利益というものに、とことんフォーカスしないと、会社にお金は残りません。

融資を受けた返済のための源は、経常利益です。

利益が出て、初めて返済できる

~~~

・・・と書きながら、このテーマは、思ったより深い、とわかりました(^_^;)

また機会を改めて、書いてみたいなと思います。

わたし自身も、考える機会をいただきたいと思います。

今日は中途半端に終わってしまいますが、また別の日に。

読んでいただいたあなたに感謝します。


投稿者 崎田 和伸でした。


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【想う】良い安さと悪い安さ。

2016年1月24日(日)

テーマ:経営について

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商品、サービスは、安いほうがいい。
あくまでも「その瞬間の購入者の立場として」、それは確かです。

経済全体としては、デフレは良くないと言われていますね。
長期に渡るデフレは、所得が低くなりやすく、経済を萎縮させるとも言われています。

今日は、こういう経済視点から書きたいわけではなくて、
一事業者と顧客との関係」という視点で思うこと、書きたいと思います。

~~~

時折、痛烈に感じることがあります。

ビジネス・商売での「顧客」は、次の2つがあるんじゃないか?と。

1.あ~Aさん、最近どうですか~(^^)

2.その他大勢さん、どうも(T_T)

飲食業、サービス業、建設業、いろいろと業種はありますけども、おおむね、似ている気がする。

これの差は、何だろう?

わたし、「価格の差」が大きいのではないか?と思っています。

~~~

「行政書士法人 Asumia」という世の片隅の、小さな事業者として考えてみると、わたしの場合、分かりやすい。

相見積もり、ありますよね。

弊社でも時折、出くわします。

たぶん、その半分くらい、弊社は負けます

だって、安さではかなわない。

特に、大都市圏の事務所に負けます。

地元の価格の安い、新人さんにも負けます(^_^;)

あれ?負けっぱなしじゃん。

企業努力は人一倍やっているつもりですが、他に安いところは、たくさんあります。

そこに負けるのです。

でも、それはそれでいいかなと思ったりしています。

完全にわたしの持論でしかありませんが、安ければ安いほど・・・

2.その他大勢さん、どうも(T_T)

になる気がするのです。

いくら安くても、一つの会社が成り立って、所属する人が生活してゆくレベルは変わりません。

安ければ、件数を稼がないといけない

今、弊社の職員は、AさんをAさんと認識できます。

1.あ~Aさん、最近どうですか~(^^)

になっていると思います。

Aという人が、すらっと出てくる。

価格帯がもう少し下がると違ってくるかも、と思ったりします。

たぶん、そう。

~~~

タイトルの「良い安さと悪い安さ」ですが、良い安さもあります。

・組織として、安いということを強みにして、しっかりと顧客を見つめる体制ができていること。

・安くても顧客のことを考えられるだけの生産性の高さが確保できている。

これが実現できておれば、「良い安さ」と言えるでしょう。

ただ、これがとっても難しい。

人間、件数が多くなればなるほど、記憶に残る率は下がります。

10,000円の売上を確保するための工数をいかに少なくするか?にも限界があります。

あくまでもサービス業の場合、とくに、ですね。

本当に、難しいことだと思います。

でも、これを実現することが、究極の強みになる気がします

弊社は、まだまだです(-_-)

~~~

いろいろ書きましたが、弊社は、どんな状況であっても、

1.あ~Aさん、最近どうですか~(^^)

と言える環境でありたいと思います。

あいかわらず、相見積もり、負けることの多い弊社ですが、この点は変わることなく、事業を継続してゆきたいと思っております。

今日も、読んでいただいたあなたに感謝します。

投稿者 崎田 和伸でした。


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【100%公表】依頼人さまの声ページ 更新しました(アンケートシート)

2016年1月23日(土)

テーマ:アンケートシート

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ご依頼が終了、または一段落したときに、アンケートシートをお渡ししています

2009年から始め、今年で7年になります。

・返送ご自由
・匿名オーケー


こういうアンケートです。

最初から一貫して、
良いご評価、そうでない評価、100%公表

「良いご評価だけ掲載して、そうでないものは載せない」ということは、一回もありません。

このブログでは何度も書いてきたので、ご存じの方はご存じだと思いますが、弊社は、所長一人の事務所が99%以上を占める、地方の行政書士業界で、組織的な対応を目指しています。
あくまでも経営スタイルとしては、業界で1%の珍しいタイプと思って頂ければと思います。

一例として、次の2つでも、かなりの違いがあります。

1.昼間、外回りをして、夜や土日に書類を作るスタイル
 (=所長一人事務所で多いスタイル)。

2.労働基準法の枠内で、実務をするスタイル
 (弊社のようなスタイル)

弊社は「2」なのですが、ここで出てくる問題点をクリアするだけでも、当初、すごく大変でした・・・(-_-;)

※自分で言うな、という話ですね。

現時点、正社員を雇用する行政書士の専業事務所としては、広島県内最大規模となっています。
弊社役職員、依頼人さま、取引先さまのおかげで、弊社は成り立っています。
本当におかげさまだと思います。


組織的に運営している行政書士事務所が極めて少ない中ですので、模範とできる事務所がなく、常にパイオニア状態(-_-;)
暗中模索、紆余曲折、そして七転び、八起きです。※これも自分で言うのは変ですね。

ココらへんの経営についてご興味がありましたら、「経営について」というカテゴリで書いていますので、お読み下さい。
http://ameblo.jp/ksakida/theme-10040182712.html

ともかくも、このアンケートは、弊社の激動の歴史そのものだと思っています(^_^;)

~~~

前置きが長くなりましたね。

今回、ここ数週間で返送いただいたアンケートシートを、ページに反映いたしました。

こちらです ↓

依頼人さまの声(アンケートシート)
http://e-jimusho.com/koe.html


なお、社名、お名前は、載せておりません。
※たとえ、返送用封筒に記入されていても、社名、お名前の公表は、事前にご承諾をいただいていませんので、掲載はしません。

2013年以前のアンケートもよろしければ、どうぞ。
http://ken-hiroshima.com/koe2.html

~~~


返送いただいたシートは、週1回の社内の定例会議で、議題として出し、検証します

皆で、良かったところ、改善すべき点など、話し合います。


これからも、何年経っても、精進、精進。


初心を忘れることなく、進んでゆきたいと思います。


最後となりましたが、今回、ご返送いただいた依頼人さま、ありがとうございました。


またのご依頼でもシートお渡ししますので、これからも弊社をご評価ください(^_^;)


今日も、読んでいただいたあなたに感謝します。

投稿者 崎田 和伸でした。


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【過去コラム紹介】多くの起業家が陥る、悪い顧客に時間を使うスパイラル

2016年1月22日(金)

テーマ:経営について

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不定期で、ニュースレター(電子メール)をお送りしています

その中で、コラムを書いているのですが、今日は、過去コラムのうち、反響の多かった記事を1つ、ご紹介させてください。


タイトルは

多くの起業家が陥る、悪い顧客に時間を使うスパイラル」です。


かなり長文です。覚悟してお読み進めください(^_^;)


=== コラム はじめ ===


「多くの起業家が陥る、悪い顧客に時間を使うスパイラル」


すでに事業している方でも知っている人は少ない。
(意識している人が少ない)

これから起業する方では、もっと、知る人が少ない。


頭では分かっていても、たとえ分かったとしても、悪いスパイラルにハマってしまう」。


これが、

悪い顧客に時間を使うスパイラル」。


~~~


いや~、恐い。


わたしもやってしまった。

今は少なくなりましたが、やってしまうことがあります。


簡単にやめられない。

分かっていてもやめられない。


ただ、前置きしておきます。


わたし、弊社が悪い顧客となる場合もあります。


わたし、弊社が、本当に悪いときもあります。


色んな負い目は承知のうえで、この文章、書いておりますm(__)m


それから、この文章は、わたしの価値観であり、経営観です。

色んな人の色んな考え方があるはずです。

正反対の人もいるでしょう。


昔、面と向かって「あなたは間違っている!」

と言われたことがあります。


そうです。間違っているかもしれません。

でもね、わたし、思ってしまうんです。


こんな生意気なアラフォーですが、

よろしくご理解のほど、お願い申し上げます。


~~~


さて、はっきり言いますね。


世の中には、良い顧客と悪い顧客が存在します


どちらも要素は漠然としていて、はっきりと分類できないものです。


でも、いくつか挙げてみます。


良い顧客・・・


・商品、サービスの対価に、それだけの価値を認めてくれる。

・商品提供、サービス提供のために必要な「何か」をお願いすると

滞りなく、すぐやってもらえる。

・商品代、サービス代の支払いがきちんとしている。

・クレーマーではない。


悪い顧客・・・


・商品、サービスの対価に価値を認めていない。

・商品提供、サービス提供のために必要な「何か」をお願いしても

滞ってしまい、なかなかやってくれない。

・商品代、サービス代の支払いについて、催促しないと払って

もらえない。非常に遅い。

・結構な割合で、クレーマーになる。


良い顧客は、商品提供、サービス提供のために最低限必要な時間で、終わる


悪い顧客は、商品提供、サービス提供のために必要な時間を「超える」時間がかかる


~~~


わたし、ずっと思っています。


良い顧客に時間がかからず、

悪い顧客に時間がかかるのは、不平等であり、不合理だ


誠実にきちんと対応してくれて、対価も支払ってくれる人と、そうでない人。


この両方ともに、実は「対価」は違いません。多くの場合。

多くの場合…というのも、上の「そうでない人」に、そうでないだけの

(イレギュラー対応した)対価を請求できないものなのです。


だから、

良い顧客に時間がかからず、

悪い顧客に時間がかかるのは、不平等であり、不合理なのです。


~~~


事業をしている人、これから起業する人(以下「起業家」と総じて言いますね)

にとって、最も大切なものは何だと思いますか?


お金、家族、会社、スタッフ・・・いろいろあると思いますが、

根底にある最も大切なこと。


それは・・・「時間」だと思います。


時間はすべての源泉。

産み出す、改善する、立ち止まる、考える、再起動する。


すべては時間があってのもの。

わたしは、時間に余裕がなければ、余白を持たせることができなければ、

何らかの悪いスパイラルに陥る可能性が高まると思います。


起業家の時間あたりの単価は、決まっていません。


起業家の時間あたりの単価は上下します。


自分の時間あたりの単価を、どこまで上げることができるか?


対価を得るための時間の品質をいかに高めることができるか。


事業の成否は、これにかかっていると思います。


それだけに、「時間」について、大切に扱わなければならない。


忙しくしているようで、時間あたりの単価が下がっていれば、失敗。

忙しくないけども、時間あたりの単価が上がれば、成功。


そんな世界だと感じます。


「赤ひげ先生」という言葉がありますね。

清貧を旨とし、お金のない、困った人を、どんな状況、とんな時でも救うよう努力し、

貧しくも清らかな生活をする。

いつも働き、忙しく過ごす。


このような生活を否定はしません。

それぞれの人生、それぞれの目的があって良いと思います。


一般的なビジネスから見てイレギュラーである「貧しい人のよろず事の応対」

も、それが「レギュラー」になれば、してしまえば、その人にとっては普通なのです。


ただ大多数の起業家は、そうではないはず。

そんな前提で、書いております。


~~~


話を少し、戻しますね。


わたし、ずっと思っています。


良い顧客に時間がかからず、

悪い顧客に時間がかかるのは、不平等であり、不合理だ。


良い顧客は、起業家の時間あたりの単価を上げてくれる存在。

悪い顧客は、起業家の時間あたりの単価を下げる存在


良い顧客が大切だと思いませんか?


~~~


売上の8割は、2割の顧客から産み出される。

時折、耳にする文章ですね。


イタリアの経済学者であるパレートという人の・・・

「経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの

一部の要素が生み出している」という説から導き出された経験則です。


起業家の場合、売上の8割は、2割の顧客から頂戴している

業種、業態によって大きく違うケースがありますが、多くの場合は、です。


わたしは思います。


良い顧客には、起業家は、時間を使うべきです

良い顧客は、あなたのファンになることが多い。


良い顧客を大切にし、ファンにすることで、事業体を安定させ、発展させる。


これが大切なんじゃないかと思うのです。


~~~


でも、実際は、悪い顧客を大切にしてしまう。


あなたが「真面目であればあるほど悪い顧客を大切に」してしまいます


例えば、


ある義務があって、やらねばならない。

あなたは、その義務を果たすために、一生懸命やる。


でも、その義務を果たしても、成果は上がらない。


自分の時間あたりの単価は上がるどころか、下がってしまう。


時間はどんどん削られる


その義務を果たすべきものなのか、義務が発生しないで済む方法が

なかったのか、考える暇(いとま)は無い。


多忙は、考える思考回路さえ、硬直してしまう。


~~~


こうなると、良い顧客と出会い、又は関係を深める時間はありません。


類は友を呼ぶ。

これも時折、耳にする言葉ですね。


悪い顧客ほど、悪い顧客を紹介する傾向があります。


あそこ、安いから、いいぞ、紹介するよ

なんでも言うこと聞いてくれるから助かるんだ、紹介するよ

※こんな直接的な言い方はしないかもしれませんが。


そして、起業家の顧客は悪い顧客で埋まってゆき、一定の売上を

あげるために、多くの時間を浪費することになる。


事業全体が悪いスパイラルに入ってゆく・・・。


~~~


これ、ほんとに、多くの起業家が陥ります。


わたしもそうでした。


顧客に責任を負わせることは絶対にしてはいけません。

すべては、自己責任。


時間への考え方、顧客についての考え方、ひいては事業に対する考え方、すべてが甘かった。

ブランディングにも失敗した。


財政的にも余裕がなかったので、パクっと食いついてしまった。

途中で改善する努力を怠ってしまった。


~~~


「悪い顧客」というと、自らの責任を省みることなく「決めつけた感」が強いと捉える方

もおられると思います。

わたし、この原稿を書く前まで迷っていました。


しかし、経営にはある種の「わかりやすいイメージ」が必要だと思います。

そうでないと、日々の喧噪の中、思い出すことができない。

実行することができない。


このニュースレターでは、あえて「良い悪い」という対照的な表現を使わせて頂いています。

ご気分を害した方は、以下、読み飛ばしてください。誠に心苦しいです。


~~~


次は、陥(おちい)りやすい業種について触れさせてもらいますね。


「悪い顧客に時間を使うスパイラル」に陥りやすい業種は・・・


『サービス業』。


中でも、広告、ウェブ制作、コンサルタント、士業、修理業、便利屋さんetc・・・。


ほんと多い。


あくまでも「陥りやすい」業種です。


サービス業にかぎらず、建設、飲食、販売、卸売・・・

すべて、当てはまるとは思います。


~~~


わたしが「断ち切るための正解」を、現時点、

「完全に」持ち合わせているわけではありません。


でも、いくつかは、そうじゃないかな・・・というものはあります。


書かせてもらいますね。


↓↓↓


(1)断る勇気を持つ。


(2)融資を受けてでも、断る勇気を持つ根拠となる、キャッシュ(現金)を持つ。


(3)発生しそうな義務、発生してしまった「義務を検証」する。


↑↑↑


(1)断る勇気を持つ について。


まずは、あなたにとって悪い顧客であれば、断る勇気を持つ。


断らず、商品・サービス提供することによって、

良い顧客と巡りあうチャンスは遠のいてゆきます。


あなたの価値観で、「断るのはちょっと・・・」と思うのであれば、

その価値観そのものを疑ってみる。



そんなときに有効なのが、「経営理念」です。


あなたがお手伝いしたい人、サポートしたい人、商品提供したい人

が凝縮されて表現されるのが経営理念。


お作りになることをお勧めします。


弊社のことが正解ではないと思いますが、あえて例示させていただきます。


2年近く考えて、社内でも話し合って決めました。


弊社の経営理念は、「嬉しいを紡ぐ(つむぐ)」。


http://e-jimusho.com/rinen.html


横柄の極みかもしれないのですが、まず弊社がサポートさせてもらって、

弊社自身が「嬉しい」とイメージできない人のサポートは、しない。


「嬉しい」と思う価値観をお持ちの依頼人さまのサポートをする。


もちろんこのための、弊社の努力が在り続けることが必要であり、前提です。


なお、どうでもいいことかもしれませんが、

弊社は行政書士法という法律に基づいてお仕事しています。

原則、依頼を断ることはできません。あくまでも姿勢、として認識下さい。


ただ不思議です。経営理念を決めて、日々活動していますと

お断りするケースって、ほとんどないのです。


経営理念って、不思議ですね。


ウェブサイトの1つ1つの文章を決めるときの基準になりますし、

役職員の行動をなんとなくでも決める価値基準の1つになります。


次は2つ目です。


~~~


(2)融資を受けてでも、断る勇気を持つ根拠となる、キャッシュ(預金、現金)を持つ。


これ、起業家にとって、極めて大切です。


悪い顧客を断る勇気は、実際、裏付けがないとできません。


できますか?

わたしには無理だった・・・。


その裏付けとはなにか?


それは「お金」です。


返済しなきゃならないお金でもいいんです。


無いよりはマシ。


極端な例ですが、

預金通帳の残高が10万円(融資なし)のときと

残高が300万円(融資290万円)のとき。


わたしは明らかに「300万円のとき」のほうが断ることができます。


あなたはいかがですか?


この差、大きいですよ。


すべての活動に関わってきます。


キャッシュの余裕は良いスパイラルを生む、大きな要素だとわたしは思っています。


もちろん、何でもかんでも融資受けさえすればオーケーというわけじゃありません。


自己資金を貯めて、自己資金でできるようになるのが一番!


わたしの場合、突然開業、かつ経営下手だったので無理でした。

ちなみに今も、融資残高、残っていますよ。

あ~ゼロにしたい。しばらくは無理かな~(-_-;)

(頑張るぞ!)


関連したことを、コラムを書かせてもらったことがありますので、

ご興味ありましたら、こちらをご覧ください。

http://e-jimusho.com/column0001.html


さて、最後、3つ目です。


~~~


(3)発生しそうな義務、発生してしまった「義務を検証」する。


ビジネスをしていますと、日々「義務」が発生します。

「タスク」と言い換えてもいいかと思います。


“★★、調べてみてもらえないかな~”

 →はい、かしこまりました!”

 =受注できることを「期待」して、無料で調べる。


“よろしければ▲▲させてもらいますね”

=よかれと思って、今後の取引を「期待」して、無料で▲▲する。


何が申し上げたいかといいますと、


この「無料」「期待」が問題(^_^;)


人間、多くは、他人に「よく思われたい」と考えます。

そして、将来に渡ることについて「期待」します。


結果「無料」で対応することになります。


おまけ、というケースもありますね。


(2)のキャッシュを持つ、にもつながることですが、キャッシュが

少なければ少ないほど、期待は高まります。

キャッシュの残高と、キャッシュを得るための期待値は見事に反比例する。


期待のために無料で動くケースが増えてしまう。


これが、起業家の時間あたりの単価を下げる大きな要因となると思います。


約束したことは、ほとんどの場合「義務」となりますね。


実行しなければ、どんどん、自分の立場は弱くなってゆきます。


わたしは思うんです。


約束しそうになったその瞬間・・・


わたしは何に期待しているんだ!?


このことに時間を使ったとして、犠牲とするものは何だ!?


これを考えること。


大切なんじゃないかと。


その「義務」は、果たして必要なのだろうか?と考えてみること。


そして、約束してしまって実行したことについても「検証」すること。


義務を果たすと、その分、何らかの時間を犠牲にしますから、それを取り戻すために

行動することになります。また時間が減る。余裕もない。


考えることをしなくなってしまいます。


悪いスパイラルの始まりであり、途中です。


義務を「考え」「検証」し、「無料」での行動をいかに減らしてゆくか


わたしは、その「期待を源泉とした無料での奉仕」で使う時間を

「ぼ~っと海辺に座り、将来の事業展開について考える」ことに充てるほうが

100倍マシなんじゃないかと思います。


~~~


『 多くの起業家が陥る、悪い顧客に時間を使うスパイラル 』


いかがでしたでしょうか。生意気でしたか・・・(-_-;)


言葉が悪いでしょうかね、良い顧客と悪い顧客って。


あなたに向いている顧客と、あなたに向いていない顧客、のほうが柔らかいでしょうかね・・・。


何はともあれ、こんな風に感じる今日このごろでした。


=== コラム 以上 ===


長文でお疲れになりましたね・・・。

不定期で、こういうコラムを配信しています。年数回、無料です。

よろしければ、どうぞ。



http://e-jimusho.com/newsle.html


今日も、読んでいただいたあなたに感謝します。


投稿者 崎田 和伸でした。

 
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