【行政書士法人大討論会2015】振り返って思うこと3つ。
2015年10月3日(土)
テーマ:経営について
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この9月にパネリストとして出席させてもらいました
行政書士法人大討論会2015。
http://www.gyo-gaku.com/touronkai/
(参考)当日の概略、様子はこちら ↓ (新しいタブ。パソコンの方)
http://ameblo.jp/ksakida/entry-12072542608.html
最近、連休もあったので、ちょっと振り返って考えてみました。
あくまでも、わたしが感じたことです。
3つ、書きたいと思います。
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【1】行政書士業界は、変わってきている?
感じました。
今まで、何だかんだ言っても、「昔ながらの個人商店の集まり」の業界だったと思います。
それも、兼業が多い業界で、「専業」は驚くほどは多くなく、競争も激化していませんでした。
でも今、「専業で、かつ鋭い」タイプの方が増えてきていると感じます。
どんどん変わってきている。
ただの個人商店では、生き残っていけない。
研ぎ澄まされた感覚を持ち、事務所運営する。
「選ばれる」ことを意識している。
マーケティングとか経営とか、縁がなかった業界に、その手の知識とノウハウを提供するコンサルティング会社さんが出てきたのも、功が大きいのかな、とふと考えました。
昔、行政書士といえば、他の士業が「一応」登録する業種という風潮が強かった。
バカにされていた時代がありました。
実際、わたしも、何度も、苦渋をなめています。
わたしが開業した時代(2000年)は、まだその風潮が残っていました。
でもいま、胸を張っている人が多い気がする。
胸を張って、「選ばれるにはどうすればいいか?」を意識する人が増えている。
行政書士とは違う他の資格を勉強して、取得してから開業するというタイプではなく、「あえて行政書士で勝負」というタイプが増えている気がします。
仕方なく行政書士で、じゃないんですね。
なんだか、漠然とした感想ですが、討論会で話し合い、色んな方にお会いして、そう思いました。
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【2】両極化しはじめている。
当日、口頭でも申し上げたのですが、これからの行政書士業界は、こんな風になると思っています。
この地域で、この分野だったら、あの人しかいない!と言われるくらい、特化した職人。(=ほぼ個人商店)
そして
総合力、対応力で勝負する行政書士法人。
この2つの闘いになってゆくのではないか?
つまり、この2つが、顧客から選ばれる対象として残ってゆくのではないか?
最初から「特定分野に鉛筆の芯のようにとんがった職人でゆく」「組織でゆく」と決めている人がおられました。
これ、考えてみると、すごいことだと思います。
最初の段階で決め打ちなんてできないんです。普通。
勝ち組に一番近い気がします。
お会いする方々が、首都圏の方が多かったから、そう思ったのか。
いずれにしても、業界の一部だとしても、「両極化」が始まっている。
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【3】生産性が上がってきている。
討論してみて感じました。
また【2】とも関連します。
両極化が進みつつあるので、削ぎ落とす部分は落とすことができ、チカラを入れる部分も見えてくるので、チカラを入れることができる。
組織(行政書士法人)で顕著な気がします。
ある種の「選択と集中」が行われてきています。
組織では、一般的な会社がするとの同じことが、同じように行われています。
システム導入、経営方針決定、評価制度、部署制、案件のプロジェクト形式、マネジメント手法・・・他にもいろいろあると思いますけども、一般企業のその多くで行われていることが、当然のように行われてきている。
今まで組織が少なかったので、必要性がなかった部分。
それが日々行われている。
何となくの日々の営みが、積み重ねられている。
この歴史の積み重ねが、業界そのものの発展になるのでしょうね。
こうすることで、生産性が上がってゆきます。
組織はとくに、行政書士一人あたりが遂行できる年間業務高も、少しずつ上がってきているんじゃないかな。職人も余分をそぎ落としているので、同じです。
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この3つって、行政書士に限ったものではないかもしれませんね。
行政書士を含んだ「士業」全体で言えることか。
以上、一地方の一士業事務所の経営者でしかありませんが、当日パネリストとして参加してみて、考えてみました。
いつになっても、日々、勉強ですね。
わたし、事務所の経営者としては、ほんと、チカラが低い。
できないことが、できていないことが多すぎます。
それも痛感しました。
今日も、読んでいただいたあなたに感謝します。
投稿者 崎田 和伸でした。
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