昔、昔、あるところに
2019年4月8日(月)
テーマ:日常の雑感、発見、出来事
とある行政書士の昔話。
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昔、昔、あるところに、開業間際で食えない行政書士がおりました。
ある日、貿易会社社長と称する人から問い合わせが入り、行政書士は、その事務所に訪問しました。
少し話したあと、その社長はおもむろに100万円の束を出して2つに割って50万円にし、「外国人の在留許可をお願いしたい。今日50万円払う。来月からは毎月50万円払う。ウチからの依頼はどんな案件でもすべて受けてほしい。」と言いました。
その行政書士は、喉から手が出るほどその50万円が必要だったし、毎月の50万円の定期収入も背中を突き抜けるくらい欲しかったそうです。
でもその行政書士は、断りました。
その行政書士は懲役刑を食らうことなく、海に浮かぶこともなく、今もその職業を続けているとさ。
めでたし、めでたし。
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これは、18年前の出来事です。
受け取らないで良かった。(あんたかい!)
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