【歴史】意外と★★だった中世ヨーロッパ。
2016年5月5日(木)
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※ウィリアム・ホガース(1697年~1764年)の絵。
わたし学生時代、歴史98点・数学20点の時がありました。
根っからの歴史好きです。
今日は、「意外と★★だった中世ヨーロッパ。」と題して、書きたいと思います。
本業とは何ら関係ないですね(^_^;)
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ローマ時代が終わってから、1800年くらいまででしょうか。
諸説ありますが、それくらい長い期間。
ヨーロッパは、かな~り、不潔でした。
★★=「不潔」です。
今日の投稿は少し汚い記述が出ます。
我慢できそうにない方は読まないでください(^_^;)
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中世を含めた昔のヨーロッパの絵画って、綺麗ですよね。
貴婦人が豪華に描かれ、綺麗な町並みも描かれれることが多い。
まず感じるのが「美しい」。
皆さん、同じ印象を持つのではないでしょうか。
確かに美しいのかもしれませんが、衛生面では真逆になっていました。
その事例を2つ、ご紹介します。
【1】風呂に入らなかった。
古代ローマ帝国では、公衆浴場つまり銭湯があるくらい、入浴していたそうです。
西暦600年代くらいまででしょうか。
清潔=良いこと、です。今と同じですね。
その後、1800年代までなぜか「水は汚い」となります。
湯なんて、毒に近い感覚だったようです。
そして、「垢(あか)」は、あればあるほど良いものであり、体を護ってくれると思われていました。
それで発達したのが「香水」ですね。
ちなみに一般庶民は、服を着替えることは少なかったようです。
なぜなら、
・入浴はもちろん、沐浴もしない
・脱ぐ必要がない
から。
地方によっては、子供に服を着せ、脱ぐ必要がないので、ボタンがなかったとのこと。
すべてについて、現代日本人からすると、不思議な時代です。
1000年以上続いた「入浴しない習慣」は、ある人の登場をきっかけに変わることになります。
マリー・アントワネット。
育ったオーストリアの地方では入浴の習慣があったそうで、ベルサイユ宮殿に入ってから、毎日、お風呂に入ったそうですよ。
そこからヨーロッパ全土にその習慣が広まったとか。
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【2】排泄物の扱いがすごい。
中世ヨーロッパにおいて、排泄物(以下「トイレ」といいますね(^_^;))は無駄なものでした。ヨーロッパは原則、狩猟民族であり、農耕民族の日本とは全く別の価値観ですね。
日本では肥料として長い間、使われていました。
中世ヨーロッパは、もちろん下水道など無いですから、川に捨てます。
川が遠い家では、溝に捨てます。
溝に捨てるのが面倒なときは、窓から捨てます。
こんな感じ(実際の場面を書いた絵画です)
窓から捨ててますね。
下にいる人にかかってます(-_-;)
記録として残っている「ヴェルサイユ宮殿」でも、不衛生さが伺えます。(諸説あります)
ヴェルサイユ宮殿では、当初トイレとして独立した部屋がありませんでした。
移動式の仮設トイレのようなものだったそうです。
決まった場所にないので、トイレを庭ですることも多かったようで。
豪華絢爛なイメージがあるヴェルサイユ宮殿。
悪臭だだよう場所だったようです。
同じ時代、日本ではどうだったでしょうか。
上で「日本は農耕民族」と書きましたね。全く違う価値観と状況でした。
基本、トイレは溜めておきます。肥料のためです。
流通業者が汲みとってくれ、しかも、お金をくれたそうです。
高値で取引される時代も長く続きました。
ヨーロッパでは、人間のトイレで作物を育てるなどとんでもないこと。
(今でもこの感覚は強いそうです)
でも日本は全く逆の思考でした。
トイレが財物として流通するので、基本、川へ流すこともありませんでした。
時代劇で見る、清らかな川は、本当に清らかでした。
ヨーロッパとは全く違いますね。
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以上、【歴史】意外と★★だった中世ヨーロッパ。でした。
中世ヨーロッパの
・綺麗な絵画
・豪華絢爛な宮殿。
イメージが変わりませんか?
わたしは受けるイメージ、かなり変わってます・・・。
今日も、読んでいただいたあなたに感謝します。
投稿者 崎田 和伸でした。
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