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崎田 和伸ブログ「七転び、八起き」

実務家としては失敗は許されません。
でも、経営者としては失敗ばかり。後悔ばかりの小心者です。
ただ「転んでも起きる」を目標に、経営しています。

なんとなく腑に落ちていること3つ

2017年3月3日(金)

テーマ:経営について

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17年間、代表者として経営をしてきました。

起業1年生よりは経験を積んでいますが、多くの偉大な経営者に比べれば、まだまだひよっこです。

個人事業で始め、法人化し、今に至っています。

 

最近、「あ~そうだね~、その通りだね~」と腑に落ちていることがあります。

本からではない、自分自身の経験から学んだことです。

でも後で本を読むと書いてあったりして、悔しい想いをしている今日このごろ(^_^;)

 

3つほど、ご紹介させてください。

他にもありますがとりあえずキリのいい3つということで(^_^;)

 

 融資は利益の前借りである

 

普段、行政書士法人として、いろいろさせてもらっている中で、

日本政策金融公庫に対する融資申請サポートをさせてもらっています。

(パソコンの方は新しいタブが開きます)

 

これは、自身の経験上、そしてその融資申請サポートの中でも想うことです。

 

すなわち・・・

融資を受けるということは、利益を前借りしているということ

 

考えてみれば当たり前のことです。

融資を受けたお金は、利益を出して、そこから返済してゆきます。

 

赤字の会社でも融資を返済することはできます。

黒字でも赤字でも、お金があれば会社の口座から落ちてゆきますので。

 

でも、黒字の会社でない限り(または経営者や他からお金を会社に入れない限り)、お金は減ってゆきます。

黒字を出して、初めて真の返済となる

 

これ実は、経営者本人は、なかなか気付かない。

少なくとも、わたしはそうでした。

いろんな失敗のもとになりました。

 

 会社を大きくする!を目的にしたら、だいたい失敗する

 

これも、まさにわたしが失敗したことですね。

2008年から2013年あたりまで、約5年間、目指し、挫折しました。

 

最後には資金難が続き、倒産を覚悟しました。というか、ほぼ倒産状態でした。

いろんな人のちからで、何とか生き長らえさせてもらいました。

 

目的を「会社を大きくする!」にしたら、失敗する確率はすごく上がる

と思います。だいたい失敗する、としても過言ではありません。

 

経営学の神様と呼ばれるピーター・ドラッカーという人が言っています。

企業の目的は顧客の創造である、と。

 

目指すべきものは、「規模」でも「利益」でもないということですね。

目指すべきものは、「顧客の創造」である。

 

規模や利益は、顧客を創造してゆく中で「結果的に生じてくる現象にすぎない」

 

深いですね~。

 

これを見間違うと、目的を見失います。

事業の目的って大切で、肝の中の肝、という感じです。

 

わたしの場合、見失い、目的が利益ならまだしも、目的が規模になってしまったわけです。

当時のスタッフには、ほんとうに迷惑をかけたと反省しています。

もっともっと、優れた経営者であるべきでした。

 

 経営者は「考えるべきことを考えるべき時期に考えなければならない」

 

経営者は、考えるべきことを、考えるべき時期に、考えなければならない。

 

これ、例えば、ということで、「採用」の面から例示させてもらいます。

 

労働集約型のビジネスを例にします。わたしこれやっているので腑に落ちます(^_^;)

参考:労働集約型産業とは? (パソコンの方は新しいタブが開きます)

 

昨日、ふと思い、Facebookに投稿させてもらったものです。

↓ ↓

 

労働集約型ビジネスで、事業年度の半分を終えたとします。=事業主の場合は6月末。


あと半期(=下半期分)の売上について、300~400万を見込めた時点で、数ヶ月内で雇用(時間給スタッフ)することが前提での求人を始めないと、高い確率で一人ブラック化します。※年間売上600~800万。


そして、雇用の時期を逸してしまうと面接や教育する余裕がない状態なので、短い求人期間と不十分な教育によって、雇用しても離職率が高い状態が続くと思います。

 

つまり、「人はいるのに一人ブラック」な状態が続くことになります。そして抜けられない。
抜けるどころか、スタッフの管理業務も重なって、ドツボにハマってゆきます。

 

代表の担当業務はブラックボックス化し続け、従業員の生産性は下がり続けます。
このドツボから抜け出すために5年はかかります。

 

↑ ↑

 

これは、あることを暗示していると思います。

つまり、「考えるべきことを、考えるべき時期に、考えなければならない」ということ。

 

半期で300万~400万の売上となった時点で、採用活動に動くべき、とわたしは思うのですが、実は、その前にやっておかないといけないのが、「考えること」。

 

何を考えるのかというと、「職人でゆくか、組織でゆくかを決める」というものです。

 

起業する人は、2つの選択肢があると思います。

つまり、「一人でやってゆく」か「スタッフと一緒にやってゆくか」

 

どちらも正しい。客観的には適しているかそうでないかの見解の相違はありますが、基本、正解はありません。

ご自身がどうしたいか?です。

わたしは「スタッフと一緒にやってゆく」を選びましたが、そうでない姿もあったかもしれません。

 

必要なのは、雇用するべきときに雇用する。

でももっと必要なのは、雇用の準備を始める前に、雇用し続けるのか一人で職人としてやってゆくのかを決める必要があるということ。

 

つまり、それを決めるために「考えるべきことを、考えるべき時期に、考えなければならない」というものです。考える時間は、数時間ではないはずです。少なくとも数ヶ月は必要だと思います。

 

経営は、結構、前倒しですね(^_^;)

目の前に起きた現象は、数ヶ月、数年前のこと※に起因しています。

※やったこと、やらなかったこと。

 

雇用するべきときに雇用し、結果的に「なんとなくの流れ」でうまくゆく人がいますが、それは一つの才能だとわたしは思います。流れでゆくと、いつか行き止まりに行き着く、とわたしは思います。

 

最も生き残りやすい人は、

考えるべきことを考えるべき適切な時期に、しっかり考えて、選択した人

だと思います。

 

わたしは、これらのすべてにおいて、できませんでした。

考えるべきことを考えず、適切な時期を逸し、浅い考えの中で、決めるに決められず、やってしまった。

 

考えるべきものを列挙する、時期を察するために、先人たちの智慧の集大成である「本」を読む必要がありましたが、それもやりませんでした。

 

自らの経験と思考のみに頼り、歴史を省みることがなかった。

だから失敗が多かったと思っています。

 

 なんとなく腑に落ちていること3つ

 

なんとなく腑に落ちていること3つ。

いかがでしたか?

 

1.融資は利益の前借りである

2.会社を大きくする!を目的にしたら、だいたい失敗する

3.経営者は「考えるべきことを考えるべき時期に考えなければならない」

 

わたしが事業体を運営する中で、経験し、腑に落ちている3つ、でした。

 

わたしなんぞが言うのは僭越ですが、

あなたには、わたしと同じ轍を踏まないで、回り道しないで、最短距離で「成幸」していただきたいです。

 

功を成す成功ではなくて、幸を成す成幸です(^_^;)

 

最後に)

偉そうなことを書いていますが、わたしが今やっていることが果たして正解かどうかは分かりません。

正解であれば5年後、10年後、生き残っているのでしょう。

起業って、試験と違って、正解がないところを正解にすることなのかもしれません。

 

投稿者:崎田 和伸

 
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